仮性包茎である事にコンプレックスを感じている方には多くの悩みがある事と思います。
特に、女性が持つ包茎へのイメージや、同性間における劣等感はその主な要因の一つと言えるでしょう。
しかし、それだけとは限りません。
人によっては、性交渉における問題点について真剣に悩んでいるという方もおり、生殖器の機能は十分であるのかという疑問を持っている方もいらっしゃいます。
そこで、日本人男性の包茎で最も多いとされる仮性包茎の生殖機能について、その機能が果たして十分であると言えるのかどうかをお話ししようと思います。
さて、その仮性包茎の場合、勃起時に亀頭部の一部が包皮によって覆われてしまいます。
この状態で性交渉を行った際、生殖機能は十分に発揮されるのでしょうか？
単刀直入に言えば、全く問題がありません。
そして、更に付け加えるなら、むしろ仮性包茎の方が、生殖機能は高いとも言えます。
仮性包茎の場合、女性器への挿入時、包皮は亀頭部から陰茎の付け根まで押し戻されます。
この時、余分な包皮はヒダのように女性器を刺激し、非包茎の男性器に比べてより多くの刺激を女性器に与えます。
更に、女性器から陰茎を引き出した時、カリ首の辺りでヒダの役割をしていた包皮が今度は亀頭部を覆い隠します。
この時、包皮がカリ首を覆う事で女性器内の愛液を掻き出してしまうのを最小限に抑え、その上包皮自体が持つ余剰移動範囲が潤滑油の役割も果たす為、膣内乾燥による女性の不快感を、ほぼ感じさせなくなります。
その結果、仮性包茎の男性特有の技巧が生まれます。
仮性包茎の男性は、陰茎に感じる刺激が非包茎の男性に比べて少ない為、より強い刺激を求めてピストンのストロークが細かくなります。
自然とこの動きが身体に身に付いてしまう為、陰茎以外の部分が女性器のクリトリスなどに与える刺激回数も多くなり、より多くの刺激を女性に与える結果になるのだそうです。
この研究を行っていたチームによると、数値によってその真実が如実に現れたという事で、仮性包茎の男性と非包茎の男性とで比較した場合、女性が絶頂に達する確率が仮性包茎の男性の方が二倍以上も高くなると報告しました。
そして、更に付け足せば、射精の際には挿入状態が深くなり、亀頭部が包皮によって包まれていない状態となる為に生殖機能その物は非包茎の男性と全く差がありません。
つまり、仮性包茎の男性の方が、女性にとっては都合が良いという事が立証されている訳です。
ですから、仮性包茎であっても生殖機能には全く問題がありませんのでご安心下さい。
むしろ、女性に対しても誇るべきなのです。
ただし、仮性包茎であっても治療が必要な場合はあります。
先ずはご自身の包茎の状態について詳しく知る事が大切です。
一番確実なのは専門家のアドバイスを受ける事です。
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